「薬草の郷」プロジェクトに参加しています
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胡草(エビスグサ)ってご存知でしょうか?エビスグサは聞き慣れなくても、「ハブ茶」は某お茶のCMで聞き覚えのある方が多いのでは?エビスグサの種子を原料として作られるのが「ハブ茶」です。ビタミンAが多く含まれ、昔から便秘、高血圧、胃弱に効果があるとされ用いられてきました。二日酔い予防やお腹廻りの脂肪の減少にも効果があるとされ、現代人にとって、まさに飲む万能薬と言えます。
この「ハブ茶」、実は現在、店頭販売されているものは概ね輸入品です。その理由として、ハブ茶に加工する作業に人手を要することから、純国産ハブ茶はなかなか見当たらず、貴重なものとなっています。
そこで、健康にいい純国産ハブ茶を鳥取から発信し、安心、安全に飲んでもらいたいと立ち上がったのが「薬草の郷プロジェクト」です。吾亦紅も、エビスグサの栽培~脱サヤ~乾燥と、商品になる直前の作業までを担当し、このプロジェクトに参加しています。
10月18日、プロジェクトに参加している関係者で3ヶ所の栽培地を見学して回りました。栽培環境によって生育状況にはばらつきがあり、収穫のタイミングや処理等、臨機応変に対応する必要性を感じました。
鳥取発の純国産ハブ茶を召し上がる機会があれば、吾亦紅のなかまが一生懸命栽培したんだな~と想像しながら飲んでいただけると嬉しいです。